リコーが8.17mm F1.4(2/3")の特許を出願中です。

embodiment1: 8.17mm f/1.4(2/3")
特許文献の説明・自己解釈
- 特許公開番号 2014-174234
- 公開日 2014.9.22
- 出願日 2013.3.6
- 実施例1
- 焦点距離 f=8.17mm
- Fno. 1.43
- 半画角 ω=34.4°
- 像高 5.5mm
性能
inf | 0.3m |
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左から順に球面収差、非点収差、歪曲、コマ収差。
リコーの特許
【0002】ユーザからの要望としては、高性能であることに加え、広角であり、Fナンバ(以下、単に「F」と称することがある)が小さい、つまり、大口径であることに対するウエイトが高い。
特許申請の文章をリコーのどの部署が書いたのか不明ですが、リコーやペンタックスのマーケティングは、ユーザーの需要がボケ量やセンサーサイズではなくF値の大口径化にあるとリサーチしているのかもしれませんね。
リコーの特許申請は2/3"の撮像素子に対応する大口径レンズです。 大口径なら露光時間が短時間で済むので、単純計算で1"センサー、F2.0レンズ相当の実力があります。 1"センサーを搭載するコンデジにも実用性では拮抗することをアピールしてほしいものですね。