キヤノンが位相差検出方式のピンボケをライトフィールドで検出し、補正する特許を出願中です。
特許文献の説明・自己解釈
- 特許公開番号 2015-161785
- 公開日 2015.9.7
- 出願日 2014.2.27
- キヤノンの特許
- 像面位相差AF、ライトフィールドを備える
- 最初に、像面位相差AFで合焦させる
- 次に、リフォーカス画像からピントを検出する
- ピンボケの場合はリフォーカス情報から駆動範囲を決定する
次世代のピント合わせは位相差とライトフィールドの併用
位相差である以上、ピントの誤差は免れません。
そこでキヤノンはコントラストAFの併用を考案し、Hybrid CMOS AF方式を生み出しました。
しかしコントラストAFである以上、AF速度の追求には限界がありますね。
キヤノンの特許申請はライトフィールドの併用です。
AFの速度と精度を両立する為に、ライトフィールドが使われるようになるかもしれませんね。